女性は大変!!月経周期について
どうもこんにちは。
今回は
月経周期
についてお話ししたいとおもいます。
月経とは
月経とは子宮内膜が剥がれ落ち、それに伴い出血が起こる現象のことを言います。
月経周期とは
出血が始まった日を1日目とし
25〜36日間のサイクルを月経周期と言います。
月経周期には様々なホルモンが関係します。
卵胞ホルモン(エストロゲン)
黄体ホルモン(プロゲステロン)です。
これらはコレステロール(脂質)を原料にしています。
月経周期に見られる変化
月経周期は月経時の出血から始まり、月経の初日が卵胞期の1日目となります。
- 卵胞期
卵胞期は月経開始から約14日間の期間のことです。
卵胞の始まりではエストロゲンとプロゲステロンの血中濃度が低くなります。その結果、厚くなった子宮内膜が崩れて剥がれ落ち、月経の出血が起こります。
これもほぼ同時期に卵胞刺激ホルモンの血中濃度がわずかに上昇し、それが刺激となり、卵巣でいくつかの卵胞が成長を開始しします。
一つの卵胞に1つの卵子が入っています。
卵胞期の後半には、卵胞刺激ホルモンの血中濃度が低下するにつれて、卵胞のうち、1つだけ発育を続け、この卵胞からエストロゲンが分泌されるようになります。
- 排卵期
排卵期は月経開始から約14日〜16日の2日間の期間です。
排卵期は黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンの血中濃度が急激に上昇して始まります。
排卵は通常、両ホルモンの急激な増加が始まってから16〜32時間後に起こります。
この時期はエストロゲンの血中濃度がピークに達し、さらにプロゲステロンの血中濃度も上昇し始めます。
黄体期は16日〜月経終了までの期間のことを言います。
黄体期に入ると、黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンの血中濃度は低下します。
破れた卵胞は卵子を放出した後に閉鎖し、黄体に変化して、プロゲステロンを分泌するようになります。
この期間の大半にわたってエストロゲンの血中濃度は高いまま維持されます。プロゲステロンとエストロゲンにより子宮内膜が厚くなっていき、妊娠に適した環境を整えられます。
受精が起こらなかった場合は出血が起こり、次の月経周期に入ります。
毎月このようなサイクルを女性は体感してます。
ホルモンのバランスが乱れ、人間関係などにも響く恐れもあります。
男性はこのことを十分に理解して接してあげることが大切です。
次回は
その月経周期から分泌されるホルモンについて書いていこうと思います。